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想像を超えるものに出会いたい — 写真家・石川直樹

ストーリー漫談📅 2026-08-24

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🎙 語り部の漫談「想像を超えにいく男」

さて皆さん、想像してみてくださいまし。目の前にある景色が、自分の頭で思い描けるものより、いつもちょっとだけ大きいとしたら。今日は、その「想像の向こう側」を見にいった男のお話でございます。

名を石川直樹と申します。東京藝術大学の大学院で美術を学んだ、写真家でございます。

ところが、この御仁、ただ写真を撮るだけでは終わりません。十七の歳でヒマラヤと出会いまして、そこから旅をする人生が、ぱっと幕を開けたのでございます。

アラスカはユーコン川を、たったひとりで下る。二十歳でデナリに初めて登る。二十二の歳には、北極から南極まで、人の力で縦に断つ『ポール・トゥ・ポール』という途方もない旅に加わる。聞いているだけで、こちらの息が切れてまいります。

そして二〇二四年の十月、ついにヒマラヤの八千メートル峰、十四座すべての頂きを踏みしめた。撮りためた写真集は、なんと四十冊を超えるというのでございますから、これはもう、足の裏で世界を覚えた人と申しましょうか。

さあ、ここで皆さんに打ち明け話をひとつ。これほどの人にも、しくじりの始まりがございました。

中学のころ、雪山へ向かうのに、なんとバスケットシューズ。靴下の上には、ビニール袋。──ねえ、笑っちゃいけませんよ、ご本人は大真面目。けれどこの無謀が見事に失敗いたしまして、これが「道具を究めよう」という、ギア研究の原点になったというのですから、人生わからないものでございます。

この方の信念、それは『想像以上のものに出会いたい』。だからこそ、撮るときも、思いどおりにならぬフィルムにこだわる。予想を裏切る一枚と出会うために、わざと手綱をゆるめるのでございます。

『登山は芸術である』とも、この人は語ります。山を登ることと、一枚を写すことが、心の奥でひとつにつながっているのでございましょう。

さて、無謀な少年が道具を究めたと申しましたが、その信頼の相棒がございます。二十歳のデナリ遠征のとき、渋谷のパタゴニアで一着のジャケットを買った。それ以来ずっと、ゴアテックスを信じておるのでございます。

曰く、『これを着ていれば大丈夫という安心感』。曰く、『ゴアテックスでしくじった経験が、一度もない』。あのビニール袋の少年が、ここまで言うのでございます。重みが違いますな。

今もなお、ザ・ノース・フェイス サミットシリーズの、ゴアテックス プロを纏って、世界の果てへと出かけてゆく。

想像を超えるものに出会いたい──そう願って歩き続ける人の足跡は、いつだって、私どもの想像の、ほんの少しだけ先にある。さて、皆さんの想像の向こうには、何が待っておりますやら。……というお話でございました。

📋 公式の回答

石川直樹は東京藝術大学大学院で美術を学んだ写真家。17歳でヒマラヤと出会い旅する人生を開始。アラスカのユーコン川単独下降、20歳でデナリ初登攀、22歳で北極から南極を人力縦断する『Pole to Pole』に参加。2024年10月にヒマラヤ8000m峰全14座の登頂を達成。写真集は40冊以上。信念は『想像以上のものに出会いたい』で、予想外の表現に出会うためフィルム撮影にこだわる。『登山は芸術』とも語る。中学時代にバスケ靴+靴下にビニール袋という無謀な装備で雪山に失敗した経験がギア研究の原点。20歳のデナリ遠征時に渋谷のパタゴニアで買ったジャケット以来GORE-TEXを信頼し『これを着ていれば大丈夫という安心感』『GORE-TEXでしくじった経験が一度もない』と語る。現在もTHE NORTH FACE SUMMIT SERIESのGORE-TEX PRO搭載ウェアを使用。

出典:GORE-TEX 記事『想像を超えるものに出会いたい。写真家・石川直樹が見つめる世界』↗
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