長く使う“ロングライフ” — THE NORTH FACE
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🎙 語り部の漫談「繕いの哲学・ロングライフ」
さて皆さん、新しいものを買うのは、いつだって心が躍るものでございます。けれども、本当に値打ちのあるものというのは、長く付き合えるものなのかもしれません。
本日のお話は、ザ・ノース・フェイス。そのキーワードは、たったひとこと『ロングライフ』でございます。
創業の理念がまた、いいんですなあ。『優れた製品は使い勝手が良く、長く使えるべき。そしてそれが、自然環境保護になる』。
ねえ、長く使うことが、そのまま地球を守ることになる。買って、捨てて、また買って——その輪を、そっと断ち切ろうという心意気でございます。
ところが、長く使うとなれば、どうしたって傷んでまいります。袖は擦れ、生地には穴があく。さあ、どうするか。
ここで登場いたしますのが、富山県は小矢部市にございます『ゴールドウインリペアセンター』。1979年からこのブランドを日本で手がけてきた、ゴールドウインさんが営んでおられます。
全国の直営店から、ウェブストアから、傷んだ品々がここへ集まってまいります。そして、ひとつひとつ、丁寧に繕われて、また持ち主のもとへ帰っていく。
その数、2021年度はおよそ一万七千件。一万七千でございますよ。多いのは、シームテープの剥がれ、そして穴あき。
事業本部の丸毛圭二さん、そしてリペア・オペレーションチームの澤田昂一さん。こうした方々が、その一着一着に向き合っておられるわけでございます。
しかもこのブランド、創業の当初から『生涯保証制度』を掲げております。生涯——つまり、一生のお付き合いを約束しようというのですから、たいしたものでございます。
実はこのシームテープ、雨風を防ぐゴアテックスの縫い目を守る、大事な大事な裏方。それが剥がれれば、繕い人がまた貼り直す。表に立つことのない、地味な仕事でございます。
ペットボトルを減らし、『グリーン バトン』という名のもとに、企業ぐるみで環境に心を配る。そのバトンを、次の世代へ、次の世代へと渡していくわけですな。
新しいものに目移りするのも人情。けれど、繕って、また袖を通す——その一着には、買ったばかりの服にはない物語が、しみ込んでいるのかもしれません。
ものを長く慈しむことが、そのまま山を、地球を慈しむことになる。なんとも粋なお話、というお話でございました。
📋 公式の回答
ザ・ノース・フェイスのキーワードは『ロングライフ』。『優れた製品は使い勝手が良く、長く使えるべき。そしてそれが自然環境保護になる』という創業理念のもと、長く愛用できる環境づくりに注力する。修理は富山県小矢部市の『ゴールドウインリペアセンター』が担い、1979年からザ・ノース・フェイスを日本展開するゴールドウインが運営。全国の直営店・ウェブストアから集まった品を修復し、2021年度は約1万7千件をリペア(シームテープ剥がれや穴あきが多い)。事業本部の丸毛圭二さん、商品本部生産技術部リペア・オペレーションチームの澤田昂一さんが語る。創業当初から生涯保証制度を導入し、ペットボトルレス推進やサステナブル・レーベル『グリーン バトン』など企業全体で環境に配慮している。
出典:GORE-TEX 記事『サステナビリティに向き合うTHE NORTH FACEが掲げるキーワードは、より長く使い続ける“ロングライフ”』↗